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2002年


近所に、資材置き場の倉庫の前で飼われているワンちゃんがいました。
前の道を通るたびに、気になっていました。
夜は、閉まったシャッターの下にいて、真っ暗で、目だけが光っているのが見えました。
ブルトーザーが引っ張っても切れないような、頑丈で重たい鎖に繋がれていました。
雨が降れば、濡れてしまい、前の駐車スペースが、水たまりになってしまいます。
冬には、丸まった身体に、雪が積もります。
休日は、会社の人が来ないので、ひとりぼっちです。
正月休みなんかには、大量のフードと水が置かれて、何日もひとりぼっち。
散歩にも、まともに行っていないようでした。
それで、通いで散歩をさせてもらうことにしました。
その日から、朝と晩、毎日。
その子が、ラッキーです。・・・参−ラキピピ日記
会社の人たちも、ガテンな男の人たちなりに、とても可愛がっていました。
でも、忙しくて、なかなか散歩に連れて行ってあげられなかったのでした。
近所の人たちも、気にかけて、可愛がってもらっていたようです。
だから、とっても、人懐っこい、いい子でした。

数ヶ月毎日散歩を続けていたら、うちの子にすることになりました。
犬を飼うのは、初めてだったので、わからないことだらけでした。
でも、とっても楽しい毎日になりました。

 

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