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2003年


母が、倒れ入院。植物状態。
回復の見込みはない、もって数ヶ月の命と言われる。
しかし、「植物状態」には至っていないように思っていた。
わずかな反応が、僕には感じられた。
それを言っても、病院側は、まったく信じてもらえなかった。
望みを捨てずに、様々な方法を調べ、模索する日々が始まる。
医者、病院との、慎重な駆け引きの日々が始まる。

危険すぎて不可能と言われていた手術を、頼み込んで、最先端の技術を備えた病院で実施していただく。
13時間の手術。
病巣は取り除くことが出来たが、病院の言う「植物状態」は改善せず。
東洋医学を試せないかと考える。
とんでもなく垣根が高いことを実感する。

 

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